BOAT RACE 多摩川
非開催
05/03
開催まで2日
本日の場間場外発売
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桐生 一般 蒲郡 一般 住之江 一般 下関 一般

レース展望

一般

多摩川巧者決定戦!第19回澤乃井カップ

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混戦シリーズ! 勢いなら野中一平、船岡洋一郎

「多摩川巧者決定戦!第19回澤乃井カップ」は準優3個レース制での6日間開催。飛び抜けた選手は不在で、混戦ムードが漂う。多くの選手に優勝のチャンスがありそう。近況は各地で大活躍している野中一平、船岡洋一郎にまずは注目。さらに、多摩川を走る機会はそれほど多くないが、当地水面とは好相性の宇佐見淳や麻生慎介も差のない争いに持ち込める。迎え撃つ地元勢では多摩川とは相性抜群の三角哲男が大将格。強気な踏み込みから全速主体の攻めを打つ飯山泰、展開に応じた柔軟なハンドルと的確な読みで勝負する今泉友吾も見逃せない。また村田修次、山本英志、福島勇樹の3人も現在はA2級だが、本来はA1級の実力者。特に村田は1月に、多摩川では6年ぶりの優勝を飾っていて、2月住之江でも今年2回目の優勝と好ムード。第53回ウェイキーカップを含め多摩川は11回の優勝実績もあり、純地元の水面でより気合が入る。

主な出場選手

  • 三角哲男3256(東京)
  • 村田修次3826(東京)
  • 飯山泰3940(東京)
  • 宇佐見淳4118(愛知)
  • 船岡洋一郎4398(広島)
  • 麻生慎介4292(広島)
  • 今泉友吾4759(東京)
  • 野中一平4850(愛知)
本命選手

野中一平

4850 (愛知)

ようやく素質開花の養成所チャンプ

115期の養成所チャンプ。デビュー2年半後の丸亀で初優出、その翌年に達成した江戸川での初Vは10戦9勝2着1回の準パーフェクトVだった。7期目にA2級、8期目にA1級へ昇格と順調に成長したが、その後は期ごとに成績が上下してなかなか勝率が一定しなかった。それでも昨年から一気に素質が開花。一般戦ながら17回の優出(V3)を果たし、今年も4優出(V1)と好ペースを維持(3月4日現在)。今期適用勝率は7.05と自身最高の数字をマークし、昨年11月からの新勝率も8点に迫る勢い。野中の武器はどのコースでも安定して決める速いスタート。1Mでのぞいておいて内の動きを見る形だが、意外に攻め位置とされる3コースでの差しが結構あり、逆に現在では差し位置とされる4コースでまくり勝ちの比率が高い。ネックとなるのは調整力だが、安定してモーターが出せるようになれば記念でも十分に活躍できる。

対抗選手

船岡洋一郎

4398 (広島)

ここ一番の勝負強さが見逃せない

2021年に年間V7の活躍で脚光を浴び、翌年に地元の宮島周年でG1初制覇を達成。その後はそれほど目立った活躍はなかったが、最近は全盛時の勢いが戻りつつある。直近の福岡こそ途中帰郷したものの、12月の大村から2月宮島の中国地区選まで6場所連続で優出(V1)と充実の航跡。特徴としてはイン戦の安定感。ここ半年に限ればインでの単勝率は70%近くあり、2連対率は90%に迫っている。2コースから外だと展開に応じてさばいての2、3着が目立っている。それに加えて、ここ一番の勝負強さも見逃せない。過去19回の優勝のうち1号艇でのVは半分以下の9回で、勝負どころでは艇番にかかわらず破壊力がすごい。多摩川を走る機会は少なく、昨年3月の68周年以来の参戦。その時の準優では5コースから鮮やかなまくり差しで突き抜けて、3連単9万円台の高配当を提供し穴党を沸かせた。当地優勝歴はなくても水面との相性は悪くない。

地元イチオシ

三角哲男

3256 (東京)

多摩川は圧倒的な強さを誇る是政の帝王

今節は多摩川巧者決定戦のタイトルどおり当地を得意とする選手が数多く参戦しているが、実績に関してはこの三角が抜けている。多摩川での優勝回数は、濱野谷憲吾と1月末に引退した長岡茂一さんのV16を上回るV17で当地最多。過去に制した3回のG1戦はすべて多摩川でのもので、最も相性のいい水面で一層気合も入る。前回の参戦は2月の男女W優勝戦。W準優は前半・後半とも持ち味を出せずに優出は逸してしまったが、最終日の是政選抜戦は5コースからまくり差して意地を見せた。三角は正月のかどまつ賞にも参戦していて(優出4着)、今年早くも3回目の当地参戦。これは調整面でも大きなアドバンテージになるはず。現在使用されているモーターはもうすぐ使い納めとなるだけに、2連対率の高いモーターばかりが使用される可能性が高い。素性のいい機を引き当てた場合には、必ず最上位ランクの足に仕上げてくるだろう。