レース展望
第43回新春特別かどまつ賞
- 1
- 3月
- 4火
- 5水
- 6木
- 7金

新年1発目はかどまつ賞。長田頼宗がシリーズを盛り上げる
主な出場選手
- 三角哲男3256(東京)
- 高橋勲3517(東京)
- 浅見昌克3629(埼玉)
- 福島勇樹4083(東京)
- 杉山貴博4134(東京)
- 梶野学志4140(東京)
- 石塚久也4144(埼玉)
- 長田頼宗4266(東京)
長田頼宗
4266 (東京)

正月開催3連覇を目指して走る
2021年は7回の優勝。来春の大村SGクラシック出場は決定的となった。ただ、SGとG1で思うような成績を残せず、目標だった多摩川のチャレンジカップに出場ができなかった。2022年はもう1度、記念戦線での活躍を期待したい。過去1年間の全国平均スタートはコンマ14と的確。決まり手には偏りはなく、逃げ、まくり、まくり差し、差しと自在。コース別の成績を見ても、6コース以外は1着率が高い。インはもちろんだが、5コースまでは頭で狙えるのはさすがだ。多摩川の正月開催は20年、21年と2年連続で優勝中。「そろそろ多摩川は長田でいこうとなっていただけるように、もう少し結果を残したい。多摩川で育ってきたので、周年やSGを取りたいと思います」。当地への思いは人一倍強く、結果を残すことが恩返しになると、常に全力の走りを誓う。当地正月開催3連覇へ向けて、初日から好発進に期待したい。
福島勇樹
4083 (東京)

伸び型に仕上げてのまくりは強烈
2020年の11月から2021年4月までの期はフライングに苦しみ、思うような成績を挙げられなかった。2021年7月からは8期ぶりのA2級降格となった。それでもめげることなく、前期は心機一転でレースに臨み、フライングを切ることなく半年間を走りきった。1月からの適用勝率は7.19。半年でA1級に返り咲くだけでなく、久々の勝率7点台をマークした。過去1年間の決まり手を見ると、逃げとまくりが大半を占める。差しで勝つことはたまにあるが、まくり差しでの勝利はほとんどない。モーターを伸び型に仕上げて、スタート一気の攻めを身上とする。多摩川は21年8月以来の参戦となるが、20年には6月、8月と連続で優勝している。福島勇樹のパターンにはまったときの攻めは破壊力がある。それだけに前検、初日の展示タイムは要チェック。好タイムをマークしていたら、ある程度は伸びが来ている証拠。豪快な攻めで沸かせる。
後藤翔之
4460 (東京)

A2級に降格も実力はトップレベル
07年11月多摩川でデビュー。当地は数多く走ってきた。通算12回の優出で優勝は2回。18年8月のG1周年記念では、予選をオール3連対にまとめて1位で通過。G1初優勝へ、マジック2としたが、準優は2着に敗れて、優勝戦も5着と悔しい結果に終わった。それでも走り慣れている強みは大きく、多摩川を走るときはモーターを仕上げることが多い。どちらかといえば伸びが強烈になることが多く、豪快なレースで是政ファンを魅了する。もちろん攻め一辺倒の走りだけではない。差し、まくり差しも的確で、1Mは剛柔自在な走りでピンラッシュを狙う。21年はフライングを2本切り、スタートに苦しんだ。1月からの適用勝率は6.54あるが、出走回数不足でA2級に降格となってしまった。年が変わり、心機一転でまた記念の舞台を目指してほしい。まずは勝手知ったる多摩川の正月開催でベスト6入りし、優勝を目指していく。