レース展望
第37回日本モーターボート選手会会長賞
- 9
- 25金
- 26土
- 27日
- 28月
- 29火
- 30水
福岡支部のホープ・新開航が中心も主力メンバーは多士済々
主な出場選手
- 西田靖3072(東京)
- 山本隆幸4025(兵庫)
- 萩原秀人4061(福井)
- 石塚久也4144(埼玉)
- 永田啓二4288(福岡)
- 和田兼輔4446(兵庫)
- 竹井貴史4737(福岡)
- 新開航4932(福岡)
新開航
4932 (福岡)
調子をつかめばVラッシュモードへ突入
早くからセンスの良さが評価されていたが、大ブレイクして注目されたのは芦屋のG2MB大賞を含むV10の大活躍だったデビュー7年目の2022年。この年は16回の優出があり、準優勝も3回あった。優勝戦での1着率63%、2連対率81%はかなりの勝負強さだ。この年にV10以上を記録したのはこの新開だけで、125勝をマークして最多勝利でも表彰された。2023年には常滑ダイヤモンドカップでG1初Vを達成し、翌2024年には桐生周年で2回目のG1優勝。昨年のグランプリシリーズではSG戦初優出を経験し(2着)、SGでもその技量が十分に通用することを証明。この勢いなら近いうちに大きなタイトルを取るだろう。多摩川では目立った活躍はなく、優出したのも2023年のマンスリーBOATRACE杯ただ1回のみだが、出走回数が少ないのでそれも仕方がない。直近の参戦だった2024年のSGオールスターでは2勝している。
萩原秀人
4061 (福井)
柔軟なさばきに加えて勝負強さも兼備
通算74回の優勝を誇る北陸の古豪。マスターズ世代になっても高勝率を維持し、昨年は津SGダービーにも出場。この年は三国近畿地区選(4着)、桐生マスターズ(5着)を含む13優出(V2)と安定した成績を残し、今年もここまで11優出(V2)とコンスタントに活躍。一般戦を走れば常に優勝候補に名が挙がる。1コース戦の安定感も抜群だが、まくり、まくり差し、差しと決まり手は多彩で豪快さよりも器用で柔軟なレース運びが特長なオールラウンダー。どのコースでも舟券の対象から外せず、過去1年間の成績を見ても不利な6コースからの3連対率が40%を超えている。萩原も多摩川を走る機会は少なく、過去5年間での出走は4節しかない。それでも2022年3月のauじぶん銀行賞では1枠で人気を集めた毒島誠を破って3連単11万円台の大穴を出して優勝。2019年のSGグラチャンでは優出歴もあり(2着)、心配しなくて良さそうだ。
西田靖
3072 (東京)
数々の記録を作った内志向の個性派
ウェイキーカップ直後の開催だけに地元勢は少数。A1級レーサーは参戦しないので誰をピックアップするか迷うが、西田靖(64歳)を。東京支部では現役最高齢の高橋二朗(77歳)に次ぐ古参だけに、さすがに昔のような高勝率は維持できないが、昭和の終わりから平成にかけては数々の記録を打ち立ててきた。登録3000番台のレーサーでは最も早く1986年にG1(江戸川施設改善・現在のダイヤモンドカップ)、SG(住之江グラチャン)を制している。西田が最も活躍した時代は待機行動違反の罰則がなかったため、前付け、後付け、割り込みは日常茶飯事。コース取りの巧妙なベテランに対抗すべく、まだ若かった西田が独自に編み出したのがスーパーピット離れのプロペラ。その時の名残で西田は現在では数少ないイン屋になった。深い進入は覚悟して、持たせるか潰れるかギリギリの勝負をする西田に、当時を知るオールドファンは惜しみなく声援を送る。
