レース展望
第11回ホットマンカップ
- 11
- 19水
- 20木
- 21金
- 22土
- 23日
- 24月
実績リードは島村隆幸 ダービー好走の柴田光にも注目
主な出場選手
- 柴田光3532(群馬)
- 作間章3966(東京)
- 須藤博倫3983(埼玉)
- 新田泰章4471(広島)
- 小山勉4488(埼玉)
- 島村隆幸4685(徳島)
- 堀本和也4732(徳島)
- 佐藤博亮4786(愛知)
島村隆幸
4685 (徳島)
一般戦回りも復調のきっかけつかみたい
2011年デビューの109期生。レーサーになりたての頃はそこまで目立つ活躍はなかったが、少しずつ着実に力をつけてきた。デビューから11年半後の2023年に宮島周年で待望の記念初Vを達成し、同年には児島周年でも優勝。昨年は尼崎周年、今年は丸亀で四国地区選を制すなどコンスタントに大きなタイトルを取れるようになった。SGの優勝はまだないが、大村のグランプリシリーズで優出4着の実績がある。ただ、今年5月の丸亀オールスター準優でフライングを切ってしまい、その後はリズムも急下降。現在の主戦場は一般戦になってしまったが、2月の地区選を最後に優勝とは縁がない。多摩川を走る機会は少なく12年間で7節のみ。一般戦に限れば2023年の神奈川新聞社賞の優勝戦で3着。しかし節間5勝を挙げる活躍で、シリーズをリードしていた。2年ぶりの当地でも問題はなく、ここらでリズムを戻したい。
柴田光
3532 (群馬)
初参戦のダービーで好走と勢いある近況
マスターズ世代になって久しいが、衰えるどころか近況は充実の航跡。10月にはデビューからなんと34年5カ月にして津ダービーでSG初出場。優出こそ逃したものの、得点率11位タイで予選を突破する健闘をみせた。師匠である江口晃生と同様に内志向に転向したのが功を奏したようで、今期勝率の7.49は自身最高。来期も6.86と高勝率を維持している。ちなみに今節に参戦しているレーサーのうち、今期適用勝率が7点を超えているのはこの柴田だけ。不利な枠番の時は必ず進入で動き、今年は6コースからのレースが1回もなく(11月4日現在)、5コースからのレースも6回だけと少ない。多摩川は9月に走ったばかりで、その時は不運にも途中帰郷を余儀なくされたが、本来は相性のいい水面。調整も合うので中堅レベルのモーターさえ引けば必ずランクアップさせて、多少深い起こしになってもパワーでカバーする。
作間章
3966 (東京)
好相性の水面で遠征勢を翻弄
今節参戦するA1級のレーサーのうち、東京支部からは作間章、田中豪、桑島和宏、加藤政彦がV争いに参加。4人はそれぞれ一長一短だが、あえてピックアップするなら最近の多摩川では常に好走する作間。今年3月の澤乃井カップこそ準優で敗れたが、それ以前は4節連続で優勝戦に進んでいる。さらに23年のウェイキーカップを含め、15節連続で準優に乗るなど安定感は抜群だ。スタートよりもコーナーワークに比重を置いて確実にポイントを稼ぐタイプ。それだけに差しを多用するイメージが強いが、タイミングよりも全速でスリットを通過することを重視しているので、意外にまくり勝ちも多い。特に行き足から伸びを仕上げた時にその傾向は顕著になる。主戦場は一般戦だが、過去にはSGで2回、G1では10回の優出歴があり、調子をつかめば記念レーサーが相手でも互角に戦える地力を備えている。
