レース展望
血液型A型B型集結バトル!第6回auじぶん銀行賞
- 11
- 28月
- 29火
- 30水
- 12
- 1木
- 2金
- 3土

近畿勢がシリーズをリード 注目は今年大ブレイクの山崎郡
主な出場選手
- 馬袋義則3612(兵庫)
- 山谷央3681(東京)
- 伊藤誠二3713(愛知)
- 繁野谷圭介3915(大阪)
- 秋山直之3996(群馬)
- 里岡右貴4351(福岡)
- 山崎郡4760(大阪)
- 松山将吾4828(滋賀)
山崎郡
4760 (大阪)

成長著しい大阪支部のホープ
2013年5月デビューの112期生。デビュー当時はなかなか結果を残せず、水神祭は選手になってちょうど1年後と決して早い方ではなかった。それでも着実に力をつけ、6期目にA2級に昇格し、次の7期目には待望のA1級入り。勝率も少しずつ上げていて、来期の分も含めれば4期連続で7点勝率をマークしている。昨年の平和島ダービーでSGに初出場し、今年はクラシック、オールスター、グラチャン、ダービーとSGに4回参戦。特に先の常滑ダービーでは3勝を挙げる活躍だった。層の厚い大阪支部に在籍しているので、実力の割には記念に出場する機会は少ないが。SGでさらに活躍すれば記念常連メンバーに定着するだろう。多摩川は走る機会が少なく、途中帰郷1回を含めてもまだ計5節しか走っていない。それでも、当地2節目の2017年2月のルーキーシリーズではデビュー初優勝。思い入れがある水面で、初日から飛ばしていくだろう。
秋山直之
3996 (群馬)

次元の違うスピードでファンを魅了
1998年11月デビューの83期生。その時の桐生では3・1・3・2・2・3・1・4とデビュー節の新人としては驚異的な成績を残した。その5カ月後の戸田で早くも優出を経験し、さらにその2年後には平和島で初優勝を達成、と好センスぶりを見せつけていた。秋山の武器は卓越した旋回スピード。スリット同体からでも全速をかけて、内を引き波に入れなくてもターンの速さでバックは前に出ていく。内に警戒されて握られた場合でも、素早くまくり差しにチェンジして突き抜ける。最近は記念を走る機会が減ってしまったが、一般戦を走らせれば圧倒的にスピードが違う。多摩川はこれまで6回の優勝経験があり、全速旋回が映えるこの広い水面との相性は上々。初めてG1を制したのもここ多摩川だった。最近の当地では優勝こそないものの、過去5節の一般戦に限れば3回優出して準優勝が2回とコンスタントに稼いでいる。
山谷央
3681 (東京)

地元水面で不振からの脱却めざす
今節出場する地元の現A1級は山谷央だけ。必然的に遠征勢を迎え撃つ地元の大将格となる。今期の適用勝率は6.69をマークしていたが、近況は調子を落として来期はA2級へ降級する。前期の期初めにフライングを切ってしまい、その分と前々期分Fの計60日の長欠からリズムを崩してしまったようだ。期替わりで心機一転、走り慣れた地元水面で復調のきっかけをつかみたいところ。イン戦も安定しているが、センターでの1着率は結構高い。6コースのとき以外は大敗も少なく、堅実にポイントをまとめてくる。今年に限っていえば4コースの時の2連対率は65%あり、カドの見込めるときには必ず軸に見立てたい。多摩川では昨年10月の優勝が特に印象的だった。今をときめく椎名豊の仕掛けに乗り、鮮やかにまくり差して、3連単2万円台の高配当を提供した。足の裏付けさえあれば、強力な対戦相手だったとしてもひと泡吹かすことができる。