第32回神奈川新聞社賞
- 9
- 20土
- 21日
- 22月
- 23火
- 24水
- 25木
当地巧者が多数参戦も中澤和志の実績上位
主な出場選手
- 柴田光3532(群馬)
- 吉川昭男3582(滋賀)
- 中澤和志3952(埼玉)
- 杉山裕也4269(愛知)
- 田中和也4357(大阪)
- 桑島和宏4379(東京)
- 和田兼輔4446(兵庫)
- 鈴谷一平4877(兵庫)

中澤和志
3952 (埼玉)
近況の多摩川はまさにドル箱水面
2006年の平和島SGクラシックを含め、記念戦は5回の優勝実績がある。マスターズ世代になっても変わらず高勝率を維持。最近は記念のあっせんが減って主戦場は一般戦に移ってしまったが、今年はここまでコンスタントに9優出(V2)と安定した成績を維持。SG初優出を達成した多摩川は得意水面であり、近況は常に好結果を残している。今年も3月の日本モーターボート選手会会長賞で優勝、7月の報知新聞社賞静波まつり杯は準優勝と存在感をアピール。コース取りは淡泊な方でも、枠と対戦相手に応じたクレバーなレース運びが魅力。準優では2着まで、優勝戦での狙いはもちろん頭。勝負どころは状況に応じたハンドルを入れてくるので、ここ一番では不利な外枠でも大技を放ってきて、ノーマークにできない。もちろん1コース戦での安定性は高く、持たせるだけの足があれば逆らわない方が得策。

柴田光
3532 (群馬)
初のSG出場へ弾みをつけたい
1991年デビューの68期生。当時は本栖湖にあった研修所の修了記念チャンプでもある。マスターズ世代になって久しいが、衰えるどころか近況は充実の航跡。レーススタイルはオーソドックスで奇をてらうような走りはないが、最近のコース取りは枠なりから徐々に内志向へ転向。外枠の時には必ず進入で動き、5コース発進もごくマレで、6コースからのレースは今年に関しては1回もない(9月5日現在)。これが功を奏したのか現在適用勝率は自己最高の7.49をマークしていて、この数字は今節出場しているレーサーの中で最も高い。10月にはデビューからなんと34年5カ月でのSG初出場、津ダービーへの参戦が決まっている。多摩川は近況の5節で優出は1回だけだが、すべて準優には乗っていて、常に安定した成績。ダービーへリズムを整えるためにも、今節は好結果を出しておきたい。

桑島和宏
4379 (東京)
ここ一番での意外性に注目を
地元の強豪レーサーはほとんど直後に控えるウェイキーカップに参戦するので、今節は東京支部のレーサーは手薄になっている。A1級はこの桑島和宏だけで、A2級も佐藤大佑しかいない。地元の期待は必然的にこの桑島に集まる。コースを問わない自在派で、まくりよりも差しやまくり差しを多用するタイプ。センターやアウトだと1着率は下がるが、柔軟さはあるので2、3着には常に絡めておきたい。とはいうものの意外性もあるので、強力メンバーが相手の外枠でも侮れない。古い話だが2009年の福岡での初Vは峰竜太らを相手に大外から3連単7万円台の高配当を出していて、2回目の優勝だった2013年の宮島も同じく大外から6万円台の大穴を出した。東京3場では江戸川への参戦がかなり多く、多摩川への参戦は少ないが(過去5年で江戸川28節、多摩川7節)、決して当地は苦手でもない。