BTS大郷開設記念第27回大郷葉月杯
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濱野谷憲吾の実績断然! 多摩川ドル箱の三角哲男が追撃
主な出場選手
- 三角哲男3256(東京)
- 濱野谷憲吾3590(東京)
- 一瀬明3641(東京)
- 中野次郎4075(東京)
- 後藤翔之4460(東京)
- 内堀学4496(東京)
- 北山康介4535(東京)
- 栗城匠4928(東京)

濱野谷憲吾
3590 (東京)
数々の記録を残す地元のエース
21年に24場制覇、22年に通算2000勝、23年には通算100Vを達成。5回のSG制覇、25回のG1制覇を誇り、数々の金字塔を打ち立ててきた東京支部のエース。昨年の当地さつき杯でF2を切ってしまい、出走数不足の影響で前期はA2へ降級したが、今期は再びA1級へ復帰している。今年はここまでほぼ一般戦ばかりの出走が続き、蒲郡、浜名湖での優勝はあるが、本来の実力を考慮すれば少し寂しい成績。このお盆レースの後には若松メモリアル、平和島周年、鳴門周年、そして多摩川周年と記念ロードに返り咲くので、この辺で本来のリズムを取り戻したいところだ。多摩川は三角哲男に次ぐV16でG1制覇も2回ある相性のいい水面。前回当地参戦は今年GWのさつき杯で、その時は永井彪也の逃げを許して惜しくも準優勝だった。今回はさらにその上をめざしたい。

三角哲男
3256 (東京)
多摩川は走り方も調整も熟知
お盆開催ということで今節は東京支部の選手の比率がかなり高い。多摩川を得意とするレーサーも数多くいるが、その中でも三角の当地実績はズバ抜けた存在といえる。多摩川の通算Vは18回で、この数字は濱野谷憲吾や引退した長岡茂一さんより2回多く当地歴代最多。過去に優勝した3回のG1戦はすべてここ多摩川で達成していて、近況も4連続優出中(優勝1回、準優勝2回)と好成績を残している。水面を熟知していることに加え、調整も完全に手の内に入れているので、『是政最強』の称号にふさわしい走りで今節も存在感をアピールするだろう。今年はここまで7回の優出があり、優勝3回、準優勝2回、3着2回とすべて舟券に貢献している。ここ一番の勝負強さは見逃せないが、コース不利を全く苦にしない。むしろダッシュ水域でこそ持ち味を発揮するマレなレーサーでもある。

北山康介
4535 (東京)
近況大ブレイク 快スタートで大暴れ
近況は目覚ましい活躍ぶりで、今期の適用勝率は自身最高の7.52をマーク。元々レースセンスは高く評価されていたが、出世を阻んでいたのはスタート事故。2008年のデビューからここまで30回のフライングを切っていて、F2になってしまった期が7回ある。諸刃(もろは)の剣でもあるが、スタートの速さはやはり魅力。スリットで他艇を出し抜いて、格上の人気レーサーをまくって波乱を演出したシーンが今まで幾度あったろうか。江戸川、平和島での優勝はあるが、東京3場では意外にも多摩川の優勝がまだない。それでも近況の勢いなら今節にでも十分に達成は可能。SG初出場となる10月津ダービーの出場もほぼ確定的な位置にいる。持ち前のスタート力でSG常連を打ち負かすシーンを見てみたいものだ。リズムを整えておく意味でも今節はしっかりと結果を出しておきたい。