第32回多摩川さつき杯
- 4
- 26土
- 27日
- 28月
- 29火
- 30水
- 5
- 1木
濱野谷憲吾の実績上位も勢いならクラシックVの佐藤隆太郎
主な出場選手
- 濱野谷憲吾3590(東京)
- 中野次郎4075(東京)
- 長田頼宗4266(東京)
- 永井彪也4688(東京)
- 今泉友吾4759(東京)
- 倉持莉々4825(東京)
- 佐藤隆太郎4847(東京)
- 宮之原輝紀4939(東京)

濱野谷憲吾
3590 (東京)
数々の記録を誇る地元の大スター
21年に24場制覇、22年に通算2000勝、23年には通算100Vを達成。5回のSG制覇、25回のG1制覇を誇り、数々の金字塔を打ち立ててきた東京支部のエース。その大胆なレース運びから固定ファンも多く、SGオールスターには97年から昨年まで28年間連続で出場している。しかし、昨年の当地さつき杯でF2を切ってしまい、出走数不足の影響で今期はA2へ降級。その影響で今年はほとんど特別戦を走っていないが、勝率はしっかり確保しているので、来期は再びA1級へ復帰するだろう。あれからちょうど1年、さつき杯に濱野谷が戻ってきた。来期からは再び記念ロードに復帰するはずで、リズムを整えるためにも今節は好結果を出しておきたい。多摩川では2回のG1Vを含め16回の優勝を誇り、これは三角哲男の18回に次ぐ記録。よほどの低域モーターを引かない限り、間違いなくシリーズをけん引する。

佐藤隆太郎
4847 (東京)
東京支部から久々に超新星が誕生
昨年は自己最多のV7を記録して、若松でクラシックに初出場だった佐藤。好モーターの後押しもあり予選をトップ通過から準優も逃げ切ってファイナルは絶好の1枠。優勝戦も、影をも踏ませぬ逃走劇でSG初優出初Vを達成。東京支部のレーサーがSGを制したのは21年に芦屋で濱野谷憲吾が優勝して以来4年ぶりのこと。佐藤はクラシック直後の津周年は準優で敗れたものの、予選では3勝マークと活躍しており、クラシックVがフロックでないことを証明している。多摩川は昨年に3回出場。11月のウェイキーカップは予選で敗退してしまったが、2回の一般戦はいずれも優出としっかり結果を出している。特に優勝した9月の神奈川新聞社賞は4カドから1Mも2Mも圧倒的なターンスピードで他艇をねじ伏せる力強いレースだった。凱旋レースとなる今節は初戦から気合を込めて飛ばしていく。

中野次郎
4075 (東京)
東京3場でも特に多摩川には自信
今年に入ってから好ペースを維持し、昨年11月からだと7点ペース。2月の桐生、3月の宮島で連続優勝を飾り、津でも準優勝と各地で存在感をアピール。さらに4月の宮島周年では予選で6枠を克服して15万円券を出すなどの活躍で予選をトップ通過。優勝戦でも絶好枠を得ていて優勝に最も近いと思われていたが、悪天候により最終日の後半2個レースは打ち切られて10年ぶりの記念制覇は幻になってしまった。それでも、この勢いなら近いうちにまたチャンスが巡ってくるだろう。最近の多摩川は抽選運に恵まれず目立った活躍はなかったが、本来はドル箱といえる得意コース。通算53回の優勝のうち10回は多摩川での達成で、24場の中でも最も活躍している水面だ。今節は参戦メンバー全員が東京支部なので多摩川を得意とするレーサーは多いが、中野の相性は頭一つ抜けている。