第12回イースタンヤング
- 6
- 14土
- 15日
- 16月
- 17火
- 18水
- 19木
実績上位は吉田裕平と宮之原輝紀 爆発力なら豊田健士郎
主な出場選手
- 豊田健士郎4856(三重)
- 吉田裕平4914(愛知)
- 西橋奈未4961(福井)
- 宮之原輝紀4939(東京)
- 井上忠政4959(大阪)
- 畑田汰一5042(埼玉)
- 飛田江己5191(埼玉)
- 石本裕武5267(大阪)

吉田裕平
4914 (愛知)
父譲りの好センスで近況は大ブレイク
15年11月デビューの117期生。養成所での勝率は1位、デビュー節の常滑では5走目に水神祭を達成と、養成所での成績がダテではないことを証明してみせた。昨年11月の丸亀周年を制してうれしいG1初Vを達成。ちなみに今節出場しているレーサーのうち、G1の優勝、SGの優出(2023年蒲郡ダービー3着)があるのはこの吉田だけ。今期勝率の7.66、来期の7.80は今節出場しているレーサーの中でも群を抜いて高い。吉田はデビューから10年未満でフライングは17本あり、F2になってしまったことも過去に3回もあった。これらのスタート事故がなければ、もっと早くから出世していたはず。17年に引退した父の吉田徳夫さんもG1のタイトルホルダーであり、母の吉田幸恵さんも元レーサー。兄の凌太朗は同期生とまれに見るレーサー一家だ。今年もここまで一般戦ながらV3と好調なだけに素直に本命視したい。

豊田健士郎
4856 (三重)
いったん調子をつかめば優勝へ電車道
デビュー当時は目立つ存在ではなかったが、デビュー4期目にB1級、7期目にA2級、9期目に初のA1級に昇格と着実に力をつけてきた。23年にはV5を挙げ、24年には菅章哉と並ぶ全レーサー最多タイのV9を記録する大躍進。2年連続でクラシック出場も果たしている。過去24回の優勝のうち、19回は1号艇を得ての逃げ決着。いったん調子をつかめば誰にもその勢いを止めることはできず、優勝戦のポールポジションまで突っ走るパターンだ。記念のあっせんが増えた今年は、ここまで優勝戦2着は3回あるが優勝はなし。決して悪い成績ではないものの、昨年の大活躍を考慮すれば少し寂しい。元々センスはいいだけに、きっかけで再び優勝ラッシュが期待できる。多摩川は昨年6月の多摩川バースデイカップで優勝を飾っていて、今年2月の日本財団会長賞では優出2着。2節連続で好走と相性は良く、ここでリズムを整えたい。

宮之原輝紀
4939 (東京)
当地は5連続優出中と相性バッチリ
昨年は5回のSG出場を果たし、戸田クラシックでは予選を4位で通過しての優出(3着)と存在感をアピール。大舞台でも通用する実力を遺憾なく発揮してみせた。しかし、残念なことに9月の津周年の優勝戦でFを切った罰則で、1年間はG1、G2を走ることができなくなった。それでも主戦場となった一般戦では圧倒的なターンスピードを示し各地で大暴れ。今年はここまで10優出(V3)で、現在は7連続優出中とかなりリズムもいい。多摩川との相性も抜群で、昨年11月のウェイキーカップを含め現在は5連続優出中(V1)。特に直近のGW多摩川さつき杯ではワーストに近いモーターながら腕一本で頑張った。イースタンヤングは22年の津で優勝した実績があり、その時は8戦7勝と圧倒的な強さを見せつけた。今節はスピード自慢の若手が数多くそろうが、宮之原の旋回スピードは更にその上をいく。