第59回デイリースポーツ賞
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SGメンバーそろう! 中心はオールスターでも大活躍の毒島誠
主な出場選手
- 石渡鉄兵3716(東京)
- 中島孝平4013(福井)
- 毒島誠4238(群馬)
- 長田頼宗4266(東京)
- 土屋智則4362(群馬)
- 平山智加4387(香川)
- 椎名豊4787(群馬)

毒島誠
4238 (群馬)
オールスター予選1位、今節も大暴れ!
SGレーサーが数多くそろう今節。誰をピックアップするかだが、やはり先の芦屋オールスターでの活躍に加え、近況の当地実績も加味すれば毒島誠が中心となる。多摩川では20年から走った11節のうち、10節で優出を果たしていて、そのうち6回も優勝するなど勝負強さは抜群だ。たった1回だけ優出を逃したのは予選でフライングを切ってしまった21年のチャレンジカップのみ。水面の特性も完全に把握しているので、戦える範囲の足にさえしていれば確実にポイントを重ねてくる。ピット離れを強化するケースも多いので、そこも仕上がった場合には常に勝てるコースを選択できるのが大きな強みになっている。直近の3月ウェイキーカップでも予選から快調に飛ばし、優勝戦も絶好枠から逃げ圧勝。その時のイメージもまだ残っているはず。素性のいいモーターを引き当てた場合には、毒島の独壇場になる可能性もある。

桐生順平 ※欠場
4444 (埼玉)
埼玉支部唯一のGP覇者は当地も好相性
3回のSG、16回のG1制覇は現在の埼玉支部の選手では断トツの実績。スランプに陥るようなことはごくまれで、毎年コンスタントに活躍するグランプリの常連で、過去9年のうち出場を逃したのは20年の第35回大会だけだ。昨年はSGの優勝こそなかったものの、戸田周年、下関周年と2回のG1優勝があり、SGとG1では計11回の優出を数えた。今年は1月の若松周年を制して早くも来年、地元戸田のクラシック出場を決めた。欲しかった出場権を早々と獲得してホッとしたのなら、今後は心に余裕を持ってレースができる。グランプリ常連らしく、ターンの鋭さやスピードに関してはあえて説明するまでもなく、一般戦ならコース不問で舟券の対象からは常に外せない。多摩川では21年のチャレンジカップで優出(3着)していて、16年と21年の関東地区選を制した実績もあり、水面との相性は上々といえる。
※欠場となりました

石渡鉄兵
3716 (東京)
江戸川同様に多摩川もドル箱水面
息子の翔一郎(131期チャンプ)が半年前に多摩川でデビューしたことが「間違いなく大きな刺激になった」と父の鉄兵も同時期から好調。12月の多摩川、正月戦の江戸川で連続V。そして1月末の江戸川周年では準V、翌節の2月江戸川関東地区選では9年ぶり4回目のG1制覇という大活躍。3月クラシックの後は少し調子を落としてしまったが、GWの当地さつき杯では予選トップ通過から準優、優勝戦も文句なしの圧勝。翌節の平和島周年でも準優進出と再び好リズムを取り戻している。石渡といえば江戸川の強さが常に取り上げられるが、多摩川に関してもかなり相性がいい。勝ち方を熟知しているのはもちろんだが、調整もまず外さない。当地では常にモーターを仕上げ、もらった時よりも確実にワンランクかツーランクはレベルアップさせてくる。実際に優勝した昨年12月BTS市原カップ、今年5月さつき杯でもしっかりと上位ランクの足に仕上げていた。