BOATRACE 多摩川
開催中 05/06 開門時間 11:15
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インタビュー・東京支部選手一覧

PROFILE

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中野次郎 (ナカノジロウ)

2000年に平和島でデビューの86期生
翌月の多摩川で水神祭
通算Vは49回、G1Vは5回
SGは2022年唐津グラチャンなど5回の優出歴
1981年5月26日生まれ 身長170㎝ 体重55㎏ 血液型O型

最近の成績と新しいペラ調整

ここのところ年齢とともに年々成績が下がってきています。去年は関東地区選の優勝戦(1号艇)でフライングを切ってしまい、その影響で一般戦を走ることが多かったです。優勝回数こそ多かったけど、記念で目立った活躍はグラチャンで優出ができたぐらいです。あの一発だけでしたからね。獲得賞金は21年の方が多かったですし、もっと遡るとチャレンジカップに出場した20年の方がさらに稼いでいました。
今までG1を勝ったり成績が良かった節は伸びの爆発力があるようなペラにしていたんですよね。若い時は特にそうでした。ただ、いい時は結果が出るけど、リスクがあるので6着を並べてしまったりもします。それでここ数年は無難に走れる形のペラになってしまって、大きな舞台で優勝できるような仕上がりにはなっていなかったです。だから、今年のペラの形はここ数年と違って、本当に成績が良かった時のパンチがある形を試しています。伸びの爆発力、今はそういうのを求めています。

得意水面の多摩川への思い

多摩川は一番練習した水面です。もちろん平和島にも思い入れはあるんですけど、生まれ育ったのが聖蹟桜ヶ丘(多摩川のある府中市に隣接する多摩市)。小学校までそこに住んでいたから、この(多摩地区の)雰囲気は懐かしいなと思います。それにここでは特に調整が当たっていて(ゴールデンウイークのさつき杯)久々に仕上がっているって感じですね。(15年に多摩川60周年記念V)あの年は年末にびわこのG2を優勝したりと爆発力がある仕上がりにしていました。やっぱり(ペラの形は)あれがいいのかな。勝率は今より下がるのかもしれないけど、大きなものを取れる可能性は上がります。今はハイリスクハイリターンの感じにしているつもりです。多摩川以外だと仕上がった節はないけど、気温に合わせていいところを使えるように試行錯誤しています。(2月の多摩川優勝から)2ヶ月くらいたったけど、調整の幅が広がりつつあるし楽しみです。

40代を迎えて体の変化やケア、プライベート、そして目標

ゴールデンウィークシリーズでは腰を痛めてしまいました。濱野谷さんや村田(敦)とか多くの人にストレッチなどいろいろ教わってケアしてたら直りました(笑い)。今までも何度か腰を痛めたことはあったけど、薬を飲んでも痛みが止まらないようなことはなかったんですよ。ここまでひどかったのは初めてでしたし、これからは体にもより気を遣わないといけないですね。
オフの時は子供がすべてなんですよ。子供はまだ8歳なので、自分のことよりもすべてが子供中心の生活になっている感じです。あと何年かはそうなるでしょう。子供がもっと成長して自ら友達と遊ぶようになってくれないと自分が自由になる時間は生まれてこないのではないかな。
記念のタイトルからはだいぶ遠ざかっているんですよね。去年の地区選は久々に取れるチャンスだったのに悔しい結果でした。だから今年こそは大きなタイトルを取りたいという気持ちがあります。