BOAT RACE 多摩川
非開催
04/26
開催まで1日
本日の場間場外発売
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レース展望

一般

関東支部集結バトル!夕刊フジ杯

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関東3支部を代表する毒島誠、桐生順平、濱野谷憲吾が登場!

「関東支部集結バトル!夕刊フジ杯」は得点率制で開催される4日間のショートシリーズ。タイトルが示すとおり、出場するのは群馬、埼玉、東京支部の選手で、まるで関東地区選のミニ版のようなシリーズだ。参戦するA1級の選手は3人だけだが、その顔ぶれがすごい。毒島誠、桐生順平、濱野谷憲吾とそれぞれの支部の顔といったスターレーサーが主軸となる。通常の短期決戦では波乱の要素が多く、誰が優出、優勝するのか予想できないケースが多いが、今節に限ればまた別な話。よほどのことがない限り、この3者の誰かが優勝するだろう。この三つ巴戦に割って入るのは誰か。調子の波に乗れば攻撃的な攻めを連発する谷津幸宏、秋元哲、コースを問わずに柔軟なレース運びをする寺本重宣に目が行く。さらに金田諭、赤羽克也などが好モーターを引けば、シリーズがより一層面白くなる。

主な出場選手

  • 濱野谷憲吾3590(東京)
  • 金田諭4036(埼玉)
  • 寺本重宣4086(東京)
  • 谷津幸宏4109(埼玉)
  • 赤羽克也4191(埼玉)
  • 毒島誠4238(群馬)
  • 桐生順平4444(埼玉)
  • 秋元哲4532(埼玉)
本命選手

毒島誠

4238 (群馬)

相性抜群の水面で初日から飛ばす

SG優勝は7回、G1優勝は14回を誇り、山崎智也が引退した今となっては紛れもない群馬支部のエース。昨年はSGの優勝こそなかったものの、G1は芦屋、桐生の周年記念を制するなどコンスタントに安定した成績を残した。6年連続で出場した年末のグランプリは3日目からシリーズ戦回りになってしまったものの、そこからオール2連対で優勝戦の1号艇に乗艇(2着)。今年は地元桐生の正月戦も9戦8勝の準パーフェクトVで圧倒的な力を見せつけるなど、近況は好ペースを維持している。最近の多摩川は予選でフライングを切った21年のチャレンジカップはあったが、過去9節のうち8回の優出を果たして、20年の周年記念を含む5Vと、とてつもない強さを発揮している。調整や走り方を熟知し、地元東京支部の選手でさえ、最近の多摩川でこれだけの成績を残している選手は見当たらない。相性抜群の水面で初戦から快進撃を続けていくだろう。

対抗選手

桐生順平

4444 (埼玉)

スピードに安定感を加えた今が円熟期

07年5月、戸田でのデビュー節に水神祭を達成といきなりセンスの良さを見せつけ、SG初出場だった4年後のオールスターでも準優進出と早くから大器の呼び声が高かった。06年クラシックVの中澤和志以来、9年間も埼玉支部からSG覇者が現れなかったが、15年のクラシックで久しぶりに桐生順平がV。その後も17年クラシック、グランプリでVを飾りSG3冠。埼玉支部でSGを複数回制したのは15年に引退した加藤峻二さん以来のこと。実績、実力ともに抜けている埼玉支部を代表する選手だ。昨年はSGの優勝こそなかったものの、戸田周年、下関周年で2回のG1優勝があり、SGとG1では計11回の優出を数えた。36歳という年齢からも円熟期に入ったといえる。多摩川を走る機会は少ないが、前回参戦時の21年チャレンジカップでは優出(3着)していて、当地では関東地区選を2回制した実績もある。

地元イチオシ

濱野谷憲吾

3590 (東京)

多摩川最多の16Vへ今度こそ

一昨年は大村ダイヤモンドカップでV、そして芦屋オーシャンカップでは14年ぶりのSG制覇を果たすなど久々に存在感をアピール。しかし、昨年は1月、3月と立て続けにフライングを切ったのが災いして大きくリズムを崩し、意外なことに一般戦の優勝もゼロと不本意な成績だった。それでも10月常滑ダービーから11月住之江高松宮記念と連続優出、年末のグランプリシリーズでも優出と秋以降は本来の調子を取り戻しつつある。多摩川はこれまで2回のG1制覇を含み通算15Vを誇るドル箱水面。現在は長岡茂一、三角哲男が16回優勝しており、勝てばその2人に並ぶことができる。濱野谷は記念のあっせんが多いので多摩川を走る機会は限られている。それだけに数少ないチャンスはしっかりと決めておきたい。本来は調子をつかめば突っ走るタイプだけに、今の勢いならそれも達成してしまいそうな気がする。