レース展望
GⅢオールレディースリップルカップ
- 4
- 1金
- 2土
- 3日
- 4月
- 5火
- 6水

女王経験者が8人も参戦! 平山、田口、守屋、大山が4強
主な出場選手
- 山川美由紀3232(香川)
- 岩崎芳美3611(徳島)
- 田口節子4050(岡山)
- 平山智加4387(香川)
- 守屋美穂4482(岡山)
- 浜田亜理沙4546(埼玉)
- 倉持莉々4825(東京)
- 大山千広4885(福岡)
平山智加
4387 (香川)

ドル箱水面の多摩川で大暴れ必至
多摩川との相性は抜群で、当地での最近7節の女子レースはすべて優出。昨年11月のG2レディースチャレンジカップでもベスト6に残っていたのは記憶に新しい。一昨年のプレミアムG1レディースチャンピオンを制したのもここ多摩川、スリットで先手を奪ったインの守屋美穂を後方から鮮やかなツケマイで沈めた。枠や対戦相手に応じたクレバーなレース運びに加えて、調整力にも長けており、引き当てたモーターの力を必ず最大限に引き出してくる。予選道中は確実にポイントを稼ぎ、準優には好枠で乗ってくるだろう。勝ち切るのは内コースで、外だと手堅く着を拾うイメージもあるが、得意水面の多摩川ではそれも当てはまらない。コースが遠くても1Mでどこかが空くなら、鮮やかなハンドルで突き抜けてくる。もちろんイン戦も含めた内での運びは的確。枠番に関係なく、常に舟券の対象からは外せない。
田口節子
4050 (岡山)

昨年からの好調モードを持続中!
昨年は念願の女子史上初・24場制覇を達成し、年末のプレミアムG1クイーンズクライマックスも制するなどの充実ぶりだった。その後も好調を持続し、今年走った5節の女子レースではすべて優出と快調。2月のG2レディースオールスターは優勝こそ逃したものの、準優含め6勝マークと圧倒的な強さを見せつけた。全場制覇を果たしているだけあって苦手水面は特にないが、多摩川は相性のいい水面。過去に2回制したレディースチャンピオンの1つはここ多摩川でのもの。レースっぷりは豪快で、力でねじ伏せるようなレースが目立つ。3コースはともかく、2コースからでも握って攻めるケースが多い。たとえスリット同体からでも、ターンスピードの違いを見せつけてバックは前に出ていく。昨年11月の当地G2レディースチャレンジカップでは好モーターを引き当てながらそれを生かせなかったが、今節はそのときの分も頑張りたい。
中村かなえ
4998 (東京)

念願の初Vが地元ならば最高だ
2017年11月デビューの東京支部121期生。初の1着は2019年3月とやや遅かったが、期ごとに勝率を上げている。昨年は7月に住之江で初優出を達成し、その後も三国、再度住之江と3回の優出を果たした。そして今期は初の5点勝率を記録して初のA2級昇格と、確実に力をつけてきた。中村の最大の武器はスタート。昨年1年間の平均タイミングは13(女子2位タイ)と速く、スリットでのぞけば意欲的に握って出る。好モーターさえ引ければ優出する力は十分についた。走り慣れた地元水面ならそろそろ初Vも十分にありうる。ちなみに、中村の仕上がりの良し悪しは周回展示の気配にはあまり現れないケースも多々ある。あまり目立たないターンをしていても、実戦ではいい走りのケースが多い。強力メンバーが相手でも出し抜けの一発で高配当を演出することも今までに数多くあった。穴党にとってはかなり魅力のある選手といえる。